自然の色とあそぶ 藍(あい)の生葉染め

年長さんに進級して、桜の花が散ったころに『藍』(あい)の種を播きました。

ゴマ粒位の小さな種を振り播いて、やわらかな土を被せました。

やがて、梅雨の雨とお日様の光を浴びて、夏を迎え、すくすくと大きくなりました。

藍の葉っぱを収穫して、藍の葉っぱ染めに挑戦。

シルクのハンカチをたこ糸で縛って、絞り染めにしました。

玉結びを沢山するうちに、上手になって来ました。

葉っぱはミキサーで葉っぱジュースにします。

葉っぱジュースに浸けたり、出したりしていると段々と色が濃くなってきます。

水で洗って、たこ糸をほどいていくと、緑だった色が青くなってきて、白い模様が浮かびあがって来ました。

「青くなって来た~」「白い模様が出てきた~」子どもたちの驚きの声が聞こえてきました。本当に不思議!緑なのにいつの間にか青に変わって行きます。

素敵なハンカチが出来ました。お空のように青い色が生まれたね。

なんだか気持ちもお空のように大きくなったような気分になりました。

さわやかな色が心も軽やかにしてくれたようです。

十五夜お月さま

今日は十五夜、お月さまが顔を出してくれました。

幼稚園でもお月見会をしました。

まん丸お月様にお団子やさつまいも、かぼちゃなどをお供えして、十五夜のお歌をうたったり、人形劇や紙芝居を楽しみました。

♪ うーさぎ、うさぎ、なにみて はねる

じゅうごやおつきさま みて は~ね~る ♪

今日の人形劇は『炎の城に閉じ込められたお姫様』でした。勇敢な少年が王様に頂いた鉄の剣で12の頭を持つ竜を倒して、お姫様を助けるお話。山を越え、海を越え、炎を越えて助け出しました。皆は剣で竜を倒すところがお気に入りです。

十五夜様の紙芝居も楽しみました。貧乏なおじいさんが優しくしたお坊さんにもらった刀で化け物を倒すと空から黄金が降ってきて、とても豊かになって、皆にお月見のごちそうをふるまうお話でした。

田んぼでは黄金色の稲が実っています。

お月さま沢山の実りをありがとうございます。