自然の色とあそぶ 藍(あい)の生葉染め

年長さんに進級して、桜の花が散ったころに『藍』(あい)の種を播きました。

ゴマ粒位の小さな種を振り播いて、やわらかな土を被せました。

やがて、梅雨の雨とお日様の光を浴びて、夏を迎え、すくすくと大きくなりました。

藍の葉っぱを収穫して、藍の葉っぱ染めに挑戦。

シルクのハンカチをたこ糸で縛って、絞り染めにしました。

玉結びを沢山するうちに、上手になって来ました。

葉っぱはミキサーで葉っぱジュースにします。

葉っぱジュースに浸けたり、出したりしていると段々と色が濃くなってきます。

水で洗って、たこ糸をほどいていくと、緑だった色が青くなってきて、白い模様が浮かびあがって来ました。

「青くなって来た~」「白い模様が出てきた~」子どもたちの驚きの声が聞こえてきました。本当に不思議!緑なのにいつの間にか青に変わって行きます。

素敵なハンカチが出来ました。お空のように青い色が生まれたね。

なんだか気持ちもお空のように大きくなったような気分になりました。

さわやかな色が心も軽やかにしてくれたようです。