自然とのつながりを感じる取り組みの1つとして、幼稚園で羊を飼い、その羊毛から身近な生活に役立つものを作っています。
年長児さんはパペットを作りました。
幼稚園の羊のメースケは皆の人気者です。子どもたちは戸外遊びの時に草を摘んで、メースケにあげるのを楽しみにしています。年長児さんは羊当番があり、ほうきを使って、メースケのお庭をきれいにします。当番活動が出来る事は年長児さんの自信になっています。
毎年、暑い夏が来る前に長くなった羊の毛刈りをします。
羊から採れた毛を使って、フエルト工作をしたり、子どもたちが遊ぶぬいぐるみを毛糸から作ったりしています。
身近な環境の中で、匂いを嗅いだり、触ったり、子どもたちは羊や自然の恵みを身近に感じることが出来ます。
パペットは自分でデザインした人形を羊毛を並べて作ります。並べた羊毛に石鹸水をかけて、棒に巻き付けてコロコロを転がしたり、こすったりして、丈夫なフエルトにします。
素敵なパペットが出来ました。パペットにお名前も付けました。
皆の手は素敵なものを作ることが出来ます。
色々な物に触れる中で物の質を知り、身近に感じることで子どもたちは世界を広げていきます。