今日は、幼稚園で茶話会がありました。
茶話会では、今年、卒園する年長児と保護者の方にお集まり頂き
1日楽しく一緒に過ごしていただいています。
月日が経つのは本当に早いもので、つい先日入園してきたと
思っていた子どもたちも、もう卒園です。
それぞれに色んな事を経験して、身体はもちろんのこと
心も大きくなりました。
午前中は、子どもの歌や、先生の劇、クイズなどをして楽しみ
昼食の後、午後からは観劇をして楽しみました。
はじめの歌で感動して、涙している保護者も多く
それだけ、皆様が子どもに心を寄せ、一生懸命育ててこられたんだなぁと
改めて感じました。
幼稚園生活もあと2週間余りとなりましたが
思い残すことの無いように、一生懸命、保育させて頂きたいと
思っていますので、よろしくお願いします。
以前に少し書きましたが
最近は保育所に行く子どもが非常に多くなっています。
保育所は長時間子どもを預ってくれるので
共働きをされる方にはとても有用な所だと思います。
一方、幼稚園は1日4時間の保育を基本としていて
延長保育はあるものの、長時間という点では保育所に
遠く及ばす、働いている方にはすごく不便をお掛けしていると思います。
しかし、子育てという点ではどうでしょうか?
逆の視点から見れば、それだけ、子どもと一緒にいる時間が長かったはずです。
子どもの良い発達には、小さいときに、親に無条件で愛された
経験が不可欠です。幼稚園の教師や保育所の保育士はどんなに頑張っても
親にはなれません。
太平寺幼稚園で生活された皆さんは、不便もあったでしょうが
それだけ貴重なかけがえの無い時間を子どもとともに過ごしてきたと思います。
これから、小学校へ行き、中学校へ行きどんどん、親から離れていくと思いますが
一緒に過ごした貴重な時間は、これからの子どもの成長に生かされていくと
思います。