カブトムシ2014

セミが鳴き出し、夏の訪れを感じさせてくれます。
幼稚園で、飼っているカブトムシの幼虫も徐々に成虫になりだしましたがやっぱり、男の子なら一度はカブトムシ取りに連れて行ってあげたいと思われる方も多いと思います。
参考になるかはわかりませんが、私なりの方法を・・・あとは皆様の健闘をお祈りします。

さて、まずは、場所探しですね、こればかりは、口コミ等を探すか自力で探すかありません。
基本的には、木の多いところ、近場では、鉢ヶ峰や河内長野、黒鳥山公園、大泉緑地なんかでも取れるらしいです。探してみたけど、やっぱり・・・という方は、一度ご相談下さい。
場所探しに必要なのは、木を見る力です。カブトムシはクヌギやコナラ、ヤナギなどにつきますが、まずはクヌギを探しましょう。
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この、木のしわの感じと、葉っぱの形をよーく覚えておいてください。これがクヌギです。
カブトムシは夜行性ですが、いきなり夜に取りに行くのではなく、まず明るいうちに一度偵察に行きます。そして、クヌギの木を一本ずつ丁寧に観察していきます。
すると、こんな感じに木から樹液の出ているクヌギがあるはずです。がんばって探してください。
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樹液の出ている木には、蛾や、チョウ、カナブン、スズメバチなどがたかっていることが多いので目印になります。スズメバチ=危険とう印象が強いですが、今時期のスズメバチは攻撃性が低いので、何もしなければまず大丈夫です。
ロケハンが済んだら、いよいよ、夜出動です。
子どもを連れて行く場合は、8時位が限度だと思いますので、あまり遅くならないようにしましょう。
で、目星を付けたところに行くと・・・・

残念、この日はいませんでした。

が、こんなこともあろうと、下見の時にトラップを用意していました。
これは、クヌギはあるけど、樹液の出ている木が見つからないときも使えます。

用意するもの
バナナ、砂糖、焼酎、ドライイースト
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まず、バナナを切ります。皮つきで構いません。あとは、切ったバナナに砂糖とドライイースト、焼酎を適当にふりかけよく混ぜます。
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そしたら、ジップロックに入れて、日の当たる所に置いておくだけです。
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だんだん発酵してきてガスがたまりますので、途中何度か抜いてあげて下さい。
バナナが黒くなってきて、バナナ酒みたいな匂いがしたら完成です。
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これを、木に塗りたくっておきます。軍手を使い捨てにすると良いですよ!
塗る木は、クヌギでなくても構いません。
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で、夜に塗った木を見に行きました。
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いましたね。よかった、よかった。
子どもも、取れて満足そうでした。
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下見でやぶ蚊が多かったので、完全装備です。長袖は必須ですよ!
もうすぐ、夏休みです。ご参考にして下さい。