6月30日にひつじのメリーちゃんが亡くなりました。
メリーちゃんは平成11年11月にブルッキーちゃんと一緒に
太平寺幼稚園にやってきました。
まだ、小さくて、モコモコしてとても可愛らしかったです。
積極的で人懐っこいブルッキーちゃんに比べて
恥ずかしがりやで、どこか控えめなひつじでした。
心臓が弱く、5年ほど前から、季節の変わり目に体調を
崩すことが多くなりました。
3年前の夏に突然、ブルッキーちゃんが病気で亡くなってしまい
寂しくなったのか、急に人懐っこくなりました。
2年前の春に新しいモコちゃんがやってきて
少し、元気になりましたが、このころから急に目が悪くなりました。
今年に入ってからは、ほとんど目が見えなくなりましたが、
子どもたちは、一生懸命、口の前にご飯を運んでくれていました。
太平寺幼稚園に来て、13年間
沢山の子どもたちの心を豊かに成長させてくれたと思います。
今頃は、天国で、ブルッキーちゃんと一緒に仲良くしていることだと
思います。
太平寺幼稚園のこと、子どもたちのことをこれからも
見守っていてくださいね。
手前がブルッキーちゃん、奥がメリーちゃん
今回、メリーちゃんが死んでしまったことを子どもたちに
話し、一緒に手を合わせて『天国で元気にしていてね』と
お祈りをしました。
命とは何か?、死んでしまうとはどういうことか?
命の大切さを子どもたちに口で伝えることは難しく、
まだ、メリーちゃんが亡くなってしまったことを理解していない
子どももいますが、徐々に分かってくると思います。
小さいときに可愛がっていた動物を亡くした経験をしたことの
ある子どもは、自殺の傾向が少ないと言います。
メリーちゃんは最後にかけがえの無いことを子どもたちに
伝えてくれたと思っています。