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堺市西区太平寺249‐1
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あたらしい園舎は、木造平屋建てのシュタイナー建築です。設計は、京田辺のシュタイナー学校を設計された伊藤設計室にお願いしました。設計士の先生には、幼児期の子どもたちが普段生活する場として、ふさわしい、子どもたちが安心して落ち着けるような園舎にして欲しいとお願いをしました。
外から見ると、保育室の高い天窓と腰窓が特徴的です。
今回、新たに、駐車場が出来、車での送り迎えもしやすくなりました。アプローチの天井には虹色の彩色が施され、子どもたちをやさしく出迎えます。
玄関の花壇には、子どもたちが記念に貝殻を埋め込みました。
新しい園舎は保育室が園庭に面しており、どの部屋からも直接運動場に出ることが出来ます。
深いひさしの下の廊下はデッキになっており、暑い夏の日差しを遮り、子どもたちの格好の遊び場になっています。
デッキの廊下にはベンチがあり、そこで子どもたちは、絵本を読んだり、お店屋さんごっこをしたりと様々な遊びが出来るようになっています。
園舎をコの字型に配置することにより、子どもたちが園舎に包まれた安心感を抱くことが出来るように考えられています。
保育室は、子どもたちが落ち着いて生活できるように隅を欠いた8角形をしています。高い天窓は入り口からの風の通り道になっており、爽やかな風の流れを感じることが出来ます。
保育室の奥には畳のスペースがあり、ままごと遊びなど子どもたちに人気の遊び場所になっています。
保育室の入り口は明るく開放感にあふれています。天井のペンダントライトは幼稚園の手作りです。あえて電球とすることで温かみのある光が子どもたちを包み込みます。
保育室の天井は幼稚園で水彩絵の具で虹色に彩色しました。入り口から天窓へと色が移り変わる様がとても素敵です。
遊戯室も新しくなりました。
高い天井と間接照明で広いけれどもとても落ち着いた空間になっています。
遊戯室の壁も水彩で彩色してあります。
保育室・遊戯室の床は杉板で出来ています。とても柔らかく、子どもたちは走ったりジャンプしたり寝転んだり、とても気持ちよさそうにしています。
給食室も新しく出来ました。毎日、調理員さんがあたたかくて美味しい給食を作ってくれます。お昼前になると調理室からは、いいにおいがします。今日のお昼は何かな?子どもたちも中をのぞきながら楽しみにしています。
園庭には、子どもたちの大好きなひつじがいます。小さなお池には、カルガモがいて、毎日ニワトリが元気な声を聞かせてくれます。藤棚の下の砂場は夏場でもとても涼しく、子どもたちの憩いの場です。小さなお家では、小さなお父さんとお母さんが一生懸命、泥団子のご飯を作っています。
園庭の木々は、四季折々の花を咲かせ、梅の実は梅干にして給食のときに頂きます。
この夏休みに園庭に大きなお山とトンネルが出来る予定になっています。